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サーキット走行でABSを作動させることはいいのか?

最近の車にはほとんどというか、絶対ABS(アンチロックブレーキシステム)が付いています。しかし、一般道ではABS(アンチロックブレーキシステム)を作動させることなど、ほとんど無いと思います。一般道でABS(アンチロックブレーキシステム)を作動させる時というのは、急ブレーキを踏まないといけない余程の緊急時だと思います。

教習所で急ブレーキの教習があったかと思いますが、そこでABS(アンチロックブレーキシステム)を体験された方もいるかと思います。しかし、いざ「ABS(アンチロックブレーキシステム)が効くぐらい急ブレーキを踏んでください」と言われても意外と怖くて踏めない人達も多くいます。私はカーイベントなどでも、そういう光景を見てきました。

ただ、サーキットは別です。大いにABS(アンチロックブレーキシステム)を使って走ってほしいと思います。というのも、ABS(アンチロックブレーキシステム)を使った方が短い距離で早く止まることができるので、より安定して走ることができます。

サーキット走行ではどのような状況でABSを作動させるのか?

もちろん、サーキットではコーナーによってはブレーキの踏む量が変わってきます。ABS(アンチロックブレーキシステム)を作動させるようなブレーキングをするところは、ハードブレーキングが必要なところです。例えば、ヘアピンコーナーや90度コーナーといった低速コーナーに入っていく際は、しっかりブレーキングする必要があります。

その際に、急ブレーキのようにおもいっきりブレーキを踏みABS(アンチロックブレーキシステム)を作動させます。サーキット走行でも、どうしてもおもいっきりブレーキを踏むことを躊躇してしまう方もいます。それはおそらく怖いという感情もあるでしょうし、おもいっきりブレーキを踏んだらスピンしてしまう、どっかに行ってしまう、不安定になる、と思う人もいることでしょう。

しかし、おもいっきりブレーキを踏んでABS(アンチロックブレーキシステム)を作動させた方が逆に安全です。ABS(アンチロックブレーキシステム)は短い距離で短時間で車を止めてくれるので、より安定したブレーキングをしてくれます。それによって、コーナーへの進入も容易になります。

これが、仮にABS(アンチロックブレーキシステム)を作動させないと、長い時間だらだらとブレーキを踏んでいることになり、しかも短い距離で車を止めることができません。長い時間のブレーキングはブレーキに熱を持つことにつながりブレーキを効きにくくしてしまいます。このようなブレーキングだと車を不安定にさせてしまいます。

サーキット走行ではABSを作動させること

サーキット走行ではABS(アンチロックブレーキシステム)を作動させることが速く走るコツでもあります。ちなみに、ABS(アンチロックブレーキシステム)が付いていない車両はハードブレーキングするとタイヤがロック(ブレーキロック)してしまい、グリップを失い滑っていきます。

このような時は、ブレーキを離すことでタイヤが回転しグリップを取り戻します。グリップを取り戻したら、またブレーキを踏めばいいということです。このタイヤのロック(ブレーキロック)を防ぐのがABS(アンチロックブレーキシステム)なのです。

このような非常に便利な機能を使わない手はないと思います。ですので、あなたもサーキット走行の際は、ABS(アンチロックブレーキシステム)を使えるように走ってほしいと思います。

ちなみに、中・高速コーナーへの進入ではハードブレーキをしないこともあります。一概には言えませんが、その際はABS(アンチロックブレーキシステム)を作動させないこともあります。いずれにしても、そのコースの特性に合わせて上手く使い分けてほしいと思います。

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