10Nov
サーキット走行入門の方がすべきこと
さて、サーキット走行をこれから始める方、始めたばかりの方は、不安な部分もあるかと思いますが、まず何をすべきでしょうか?それは簡単です。まずは、サーキット走行に必要な基礎を学ぶことです。それは何なのかと言えば、サーキット走行をする上でのルールや走り方などです。
まずは、サーキット走行のルールを知ることです。サーキット走行にはルールがたくさんあります。それは、やはりモータースポーツは危険なことが起こりうるからです。その危険なことを未然に防ぐために、ルールがあるわけです。
そのルールの中でも絶対に覚えなければいけないのが、旗(フラッグ)です。これは、一見覚えるのが大変そうですが、しかしサーキットを走行するのであれば必須です。サーキット走行では旗(フラッグ)は当たり前のように出されます。走行中はスピードも出ていますので、瞬時に旗(フラッグ)の意味を理解し、しっかり従うようにしてください。
そして、ピットロードではスピードを出さないことです。ピットロードでは人が歩いていることもあれば、車が出てくることもあります。ピットで事故を起こすのもカッコ悪いので、ピットロードはゆっくり走ることです。
さらにピットからコースに入っていくところでは、すぐに走行ラインに合流しないことです。コース上には走行ラインを走行している車がいるかもしれません。ですので、コースインする際はコース上の車に注意し、そのサーキットのコースインの仕方に従ってください。
サーキット走行入門者がコース上で注意すべきこと
サーキット走行入門者の方は、ヘルメットをかぶりスピードを出すとどうしても視野が狭くなる傾向にあります。視野が狭くなれば、周りが見えにくくなります。コース上では、後ろから接近してくる車もあれば、前方に遅い車がいることもあります。もしくは、前方でスピンやクラッシュをしている車両がいるかもしれませんので、十分注意しながら走行する必要があります。
そして、周りの走行している車両に迷惑をかけないということも大切です。走行ラインをゆっくり走っていたり、蛇行運転をしたりすることは、周りの車への迷惑になります。ウィンカーを使用したりしながら、ライン上を邪魔したりしないように、他の速い車両の走行の邪魔にならないように走行してください。
他の車両に迷惑をかけないためには、まず旗(フラッグ)を覚えること、そして走行ラインを覚えることです。それができたら、徐々にスピードを上げていくことを意識してください。そして、クリッピングポイントやブレーキングポイントなどを理解しながら走行してください。
サーキット走行入門者はまずは慣れること
ということで、サーキット走行入門者は、まずはサーキットの雰囲気やスピード、コースなどに徐々にでいいので慣れることです。そして、スピンをしないことも大切です。サーキット走行で大切なのは、毎周同じようなタイムで走る、安定したラップを刻むことが大切です。そのためには、スピンをしないことも大切です。
仮にライン上をゆっくり走っていたとしても、上手い人は抜いていってくれますので、その時々の状況に応じて走ってほしいと思います。いきなり進路変更することは危険ですので、そのようなことがないようにサイドミラーやバックミラーもチェックしながら走行してください。
サーキット走行入門者の方は、全てが初めて尽くしだと思います。ですので、初めのうちや慣れるまでは、できれば誰かに色々と教えてもらうことも良いと思います。それがサーキット走行の上達スピードを上げてくれますし、安全に走行することにもつながります。