25Mar
さて、昨日はアクセルを踏むタイミングについてお伝えしましたが、
今日はコーナリングで最も大事な「待つ」ということについてお伝えします。
この「待つ」ということができると
確実にタイムアップにつながります。
ちなみに、
あなたはコーナリング中、
遅いと感じることはありませんか?
そう、コーナリングというのは
サーキット走行の中では最もスピードが落ちるところかもしれませんね。
スピードが落ちていると感じると
焦って反射的にどうしてもアクセルを踏みたくなってしまうものなんです。
しかし、これが結果タイムを落としてしまうことに繋がるのです。
コーナリング中に無駄にアクセルを踏んでしまうと、
挙動が乱れる可能性があるのと、
車が外側へと向かってしまいます。
これには理由があって、
車は向いている方向にしか進まないんですね。
これは、なんとなくわかりますよね?
コーナーを立ち上がって
僕らが行くべき方向はコース外ではないですよね?
本来、車が行くべき方向に向いた時にアクセルを踏むべきなのすが、
どうしても、
その前に踏んでしまう人が多いのですね。
だから、コース外の方へと
膨らんでしまったりするのですが、
よくよく考えてみると
進みたい方向に車が向いた時に踏めばいいだけなのです。
だから、待って待って
車が行きたい方向に向いた時にアクセルを踏めばいいのです。
まあ、実際やってみると
難しい部分でもあるのですが^^;
ということで、
待つことができるようになるとパーシャルの部分が減って
アクセルを早く全開にすることができます。
それによって、シフトアップのポイントも手前手前へと変わっていきます。
タイムアップのポイントは、
いかに早くアクセルを全開にできるか、
特に、長いストレートがある手前のコーナーはタイムアップするにはかなり重要です。
そして、このような待つことができるようになると、
タイヤの摩耗も少なくなります。
なぜなら、横方向への負担が減るからです。
ということで
ぜひ、「待つ」ということを意識して走ってみてくださいね!