11Nov
サーキット走行で失敗する3つのパターン
サーキット走行の基礎を学ばないことで失敗する3つのパターンがあります。
1つ目は、無意味な事故を引き起こすケースです。私はドライビングレッスンでサーキットへよく足を運びますが、走行会などで度々目にするのは無意味な事故を起こす人の多さです。なぜそういうことが頻発するのかというと、やはり基礎を知らないケースが圧倒的に多いからでしょう。事故を起こす必然性のないところで自ら引き起こしてしまっていることが多く見られます。
2つ目は、基礎を学ばないことで自分の運転に行き詰まるということです。行き詰まってしまうとテクニックに走る、或いは小手先に走りがちになります。テクニックは本来基礎あってのものであり、基礎が出来てこそどんどん伸びていくものです。
3つ目は、車の性能を疑い始めることです。タイムを求める人は、段々車の性能を疑い始めます。タイムが上がらないのは車のせいなのか、自分のせいなのか、と懐疑的になります。基礎が出来ていれば車の性能を疑うのもいいのですが、基礎が出来ていないのに車の性能を疑うのでは困ります。ですので、やはりまずは基礎を学ぶことからはじめましょう。
サーキット走行でのリスクを減らす
私が提唱しているのは、カッコいい運転というものです。
カッコいい運転に対してカッコ悪い運転とは何なのかというと、基礎を知らない運転といえると思います。サーキットを走っても遅いし、危険だし、楽しくない、こんな要素がカッコ悪い運転と言えます。
では、普通の運転とはどういうものかというと、基礎は知っているがそれを上手く実践出来てない、というものでしょう。
それに対してサーキットにおけるカッコいい運転とは、速い、安全、楽しい、そして基礎を知っているということでしょう。是非皆さまにはサーキットでカッコいい運転をしてほしいと思っています。
ここで言うカッコいい運転が実際に出来ている人はサーキット走行でのリスクが少ないと思いますので、是非カッコいい運転を目指して頑張って欲しいと思います。