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サーキット走行最低限のルール

サーキット走行には、最低限のルールというものがあります。いわゆる旗(フラッグ)ことなのですが、サーキットには色々な危険が潜んでいて、そんな危険を旗で私たちに教えて走行中のリスクを減らしてくれるためのものとなります。ですので、旗の意味をしっかり覚えておくことが大切です。

まずは緑旗(グリーンフラッグ)ですが、危険が取り除かれた区間の基点/終点で振られますが、一般的には安全を伝える意味で表示されるものです。

続いて黄旗(イエローフラッグ)ですが、コース上の局部的な危険性を促すために表示または振られます。黄旗は一番よく振られると思います。黄旗が振られている区間というのは追い越し禁止となりますので、絶対に追い越しをしないでください。黄旗が振られていたら、「マシンがスピンしているんだな」と思って速度を緩めるようにしてください。黄旗の区間が終わると、その先に緑旗が振られ「安全ですよ」という合図が出ますので、そこから全開で走っても大丈夫です。

赤旗(レッドフラッグ)は、重度なクラッシュ、大きいクラッシュやコース上を塞ぐような重大な危険がある時に表示されたり振られたりします。その場合そのセッションは中断となりますので、赤旗が振られたら速度を落としてピットに戻るということが原則です。

青旗(ブルーフラッグ)は、後方から速い車が迫ってきていることを警告するために表示または振られます。一般的には青旗が振られたら、「後ろから速い車が来ているんだな」と思って進路を譲るということを意識してください。

白旗(ホワイトフラッグ)は、コース上前方に遅い車両がいるということを示していますので、その車両に注意しながら走ってください。

黒旗(ブラックフラッグ)が振られたら、ピットに戻ってください。黒旗はほぼレースでしか使用されないと思いますが、ドライバーが失格の場合に使われ、表示されると同時にカーナンバーが表示されますので、速やかにピットに戻ることが必要となります。

オレンジボールは、車両に危険性の高い問題があるという場合に、その車両に対してピットに戻るように指示するために表示されます。これもオレンジボールとカーナンバーが表示されることがありますが、例えばバンパーが外れかかっているとか、明らかにエンジン音がおかしくてオイルが漏れているなどの場合に表示されます。これは、他の走行車両に迷惑をかけないために、コースから危険性やリスクを減らすために表示されます。

オイル旗は、コース上に残骸やクラッシュした際の車の破片、オイルなどが出ているとか、砂利などが出ている時に振られます。要は「コース上が滑りやすくなっていますよ」と言うことです。ですので、そういった箇所に来たら、「滑りやすくなっているんだな」と思い速度を緩めるなどしてほしいと思います。

黒白旗は、非スポーツマン行為をした人に振られるもので、危険な運転、危険な行為をしたドライバーに振られます。黒白旗は振られないように注意してください。

最後はチェッカーフラッグです。これはレースの終了時に振られますが、走行会などでは走行終了の合図としてゴールで振られます。振られたら速やかにピットに戻ることです。

以上がサーキット走行に必要な旗の意味になりますが、これはサーキットを走行する上での最低限のルールとなりますので、絶対に覚えておいてください。

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