18Nov
サーキット走行で磨かれる3つの能力
さて、サーキット走行を始めたばかりの方で、
なかなか上手くならない、
タイムアップできない、
このような悩みを持つ方にはある3つの能力が欠けています。
その3つの能力、しっかり学べば身に付くもので、しかも上手くなるし、タイムアップも望めます。
その3つの能力について、解説していきますね。
適応力
まず、1つ目は「適応力」です。
サーキットに適応すること、そして、車に適応することです。
その日の天候や路面状況、タイヤの状況、スピード、参加台数など、その状況に応じた走りをしていかないといけないわけですね。
例えば、
タイムアタックをしているのに前に車がいてタイムが伸びない、
でも抜けないのであれば、車間を開けてアタックすることも必要です。
いかにクリアラップを取れるかが大事ですし、クーリングという意味でも大切ですね。
無駄に走れば走るほど、タイヤが痛むので、無駄に走らないということも適応力が問われます。
反応力
2つ目は「反応力」です。
サーキット走行では、できるだけ毎周同じようなラップを刻めると良いのですが、
そのためには、車への反応を素早くしていくことが大切です。
各コーナーでの車の動きに素早く反応する力を身につけていくことです。
そのためには、車の挙動を敏感にキャッチすることもそうですし、
荷重移動なども感覚として理解できると良いですね。
まずは、頭で理解して感覚知に落とし込んでいくという感じです。
応用力
3つ目は「応用力」です。
サーキット走行の基本的なところをひと通りできるようになれば、あとは、どこのサーキットに行っても応用できるはずです。
初めて走るサーキットでも、いかにすぐに適応できるか、これには、これまで実践してきた他のサーキットでの走りを応用していくしかありません。
そして、走りこみも重要になってきます。
「適応力」「反応力」「応用力」の3つの能力をお伝えしましたが、いずれの能力も身につけるために
必要なこと、それは、まずは基本に忠実な走り、基礎ができていることが大前提となります。
実は、基礎ができていると、上手くなるのも、タイムアップも早くできてしまうんですね。
ぜひ、あなたもこの3つの能力を高めていってくださいね。