7Apr
ブレーキングにフォーカスすると速く走れない!?
さて、今日はブレーキングについてお話したいと思います。
ブレーキングを頑張れば速くなる、もしかしたらそんなことを思っていませんか?
結論から言うと、ブレーキングを頑張るのは最後の最後です。これは、僕のレッスンでは口を酸っぱくして言っています。
なぜなら、ブレーキングを頑張ったところで、タイムはコンマ数秒縮まるかどうかなのです。
僕もレースを始める前は、ブレーキングを頑張れば速く走れると勘違いしていました。
でも、現実は違いました。
実は、ブレーキングで頑張ることはリスクが高いのです。
ブレーキングで突っ込みすぎてクリッピングを外したら遅くなるし、コース外に飛び出したら危ないし。
もちろん、ハードブレーキはします。
ただ、最初のうちは頑張りすぎないということです。
まず最初にやるべきことは、いかにコーナー立ち上がりから早くアクセルを踏んでいけるかです。そのためのコーナリング中の姿勢作りが非常に大事になってきます。
それが出来て、もうどこも詰めるところがないという時に、ブレーキングを頑張ります。
なので、最初からリスクを犯してブレーキを頑張ることはしないということです。
これは、初めて走るサーキットでもそうですし、初めて乗る車でもそうですし、冬場なんかもそうですね。
ですので、ブレーキングを頑張るのは最後の最後で、まずはコーナー立ち上がりから早くアクセルを踏んでいけるようにしましょう。
そのためには、ラインや姿勢作りも大事になってきます。車の姿勢作りは、荷重移動を理解しておくと良いです。