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ブレーキングにフォーカスすると速く走れない!?

ブレーキングにフォーカスすると速く走れない!?

さて、今日はブレーキングについてお話したいと思います。

ブレーキングを頑張れば速くなる、もしかしたらそんなことを思っていませんか?

結論から言うと、ブレーキングを頑張るのは最後の最後です。これは、僕のレッスンでは口を酸っぱくして言っています。

なぜなら、ブレーキングを頑張ったところで、タイムはコンマ数秒縮まるかどうかなのです。

僕もレースを始める前は、ブレーキングを頑張れば速く走れると勘違いしていました。

でも、現実は違いました。

実は、ブレーキングで頑張ることはリスクが高いのです。

ブレーキングで突っ込みすぎてクリッピングを外したら遅くなるし、コース外に飛び出したら危ないし。

もちろん、ハードブレーキはします。

ただ、最初のうちは頑張りすぎないということです。

まず最初にやるべきことは、いかにコーナー立ち上がりから早くアクセルを踏んでいけるかです。そのためのコーナリング中の姿勢作りが非常に大事になってきます。

それが出来て、もうどこも詰めるところがないという時に、ブレーキングを頑張ります。

なので、最初からリスクを犯してブレーキを頑張ることはしないということです。

これは、初めて走るサーキットでもそうですし、初めて乗る車でもそうですし、冬場なんかもそうですね。

ですので、ブレーキングを頑張るのは最後の最後で、まずはコーナー立ち上がりから早くアクセルを踏んでいけるようにしましょう。

そのためには、ラインや姿勢作りも大事になってきます。車の姿勢作りは、荷重移動を理解しておくと良いです。

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