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サーキット走行で大切なタイヤの働き

車の中で唯一路面と接地しているのがタイヤです。ですので、このタイヤに何かあれば非常に危険なことになるわけです。サーキット走行でのタイヤの働きとしては、やはりグリップが非常に大事です。一般道ではタイヤのグリップはそんなに注目されません。しかし、サーキットではタイヤがグリップしないと車が安定感を失います。

どんな時にタイヤのグリップ感を感じられるかと言えば、ブレーキング、コーナリング、そしてコーナー立ち上がりです。タイヤがしっかり機能していると、ブレーキング時もしっかりグリップして止まってくれます。コーナリングでも横の踏ん張りが利きコーナリングが安定します。コーナー立ち上がりでは、タイヤが機能していればトラクションがしっかりかかってくれます。

そして、直線でもしっかりしたタイヤであれば、直進性がよく抵抗が少ないでしょう。このように、タイヤの働き次第で走りがガラリと変わってしまいます。

タイヤをどのように働かせるか?

まず、タイヤを機能させるためには、タイヤの使用度も関係してきます。もちろん、新しいタイヤの方が良いでしょう。そして、エア圧の設定も非常に大事です。一般道での走行に比べサーキット走行では、タイヤの内圧がすごく上がります。ですので、それを想定して内圧を調整する必要があります。

その日の状況などにもよるので、一概にどのぐらいの空気圧が良いとは言えませんが、車のドアなどに記載されている空気圧よりは下げる感じになります。もちろん、季節によってもエア圧は変わってきます。夏は内圧が急激に上がるでしょうし、冬は初めは上がりにくいということもあります。

ですので、その都度の状況でエア圧を考えていくことが大切です。エア圧次第で、タイヤの垂れが早かったりすることもあります。走る前の空気圧「冷感」と走り終えた後の「温感」のエア圧を測るといいでしょう。温感でどのぐらいまで上がるかを確認し、タイヤのグリップ感と相談して、そこでまたエア圧を調節するといいでしょう。

とはいえ、あまり神経質にならないようにしてください。特に初心者の方はエア圧はあまり気にせずにまずは走ってほしいと思います。

タイヤを上手く使う

サーキット走行では、タイヤを上手く使うことです。季節ごとにも変わると言いましたが、冬であれば最初はなかなか機能しないかもしれません。最初の数周でタイヤを機能させることもタイヤを上手く使う方法です。

そして、夏であれば、最初のうちはグリップが良くても、段々垂れてきてグリップが悪くなってくるでしょう。タイヤのおいしいところを上手く使ってタイムを出すのも1つですし、タイヤが垂れてきたらクーリングを入れることも大事です。

タイヤメーカーによっても特性は違います。そのタイヤの特性を把握することも大切です。例えば、横方向に強いタイヤなのか、縦方向に強いタイヤなのかなどを把握することです。横方向に強いタイヤであれば、コーナリング中は踏ん張りが利くのでコントロールしやすいかもしれません。

縦方向に強いタイヤであれば、コーナリングはあまり頑張りすぎずコーナー立ち上がりを見据えてしっかり車の向きを変えてトラクションをかけて立ち上がっていくのがいいでしょう。いずれにしても、そのタイヤの特性を最大限に上手く使ってほしいと思います。

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