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なぜサーキット走行中にクーリングが必要なのか?

サーキット走行では、時にはクーリングというものが必要になります。

なぜかというと、サーキット走行では一般道での走行には考えられないほど車に負担がかかっています。車への負担とは、エンジンやタイヤ、車体などにあらゆる負担がかかっています。

これは、一般道では考えられないようなスピードでコーナーを曲がり、考えられないような強さでブレーキを踏み、アクセルを全開にしたりといったことをサーキット走行では繰り返します。これらの操作は一般道ではまず行わないですよね?ですので、普段の運転以上にサーキット走行では車両に負担がかかっているのです。

ですので、車への負担、負荷、ストレスが半端ないサーキット走行では、エンジンや車を壊さないためにもサーキット走行の途中で1周ぐらいクーリングすることも必要なのです。サーキット走行前後にはしっかり整備をしておくことも必要です。

ということで、サーキット走行中は時には車を休めることも必要なのです。その休めること、車を冷やすことをクーリングと呼んでいます。

では、クーリングはどのような時に行えばよいのでしょうか?

サーキット走行中のクーリングの目安

サーキット走行中のクーリングの目安としては、水温の上昇が見られたらクーリングするといいでしょう。これはオーバーヒートを防ぐためにも重要です。ただ、年々車は優秀になっているので、そんなに水温が上昇したりすることはないと思います。古い車や改造している車などは水温などの上昇に注意が必要です。

ちょっとオーバーヒートという言葉が出てきたので、オーバークールという言葉も説明しておこうと思います。エンジンは適切な温度で動かすことがエンジンをより良く動かすために、エンジンを壊さないためにも良いと言われています。ですので、レース前などはエンジンを暖気したりします。このエンジンが適切な温度まで温まっていないことをオーバークールと呼んでいます。

さて、話をクーリングに戻しますが、タイヤのグリップが悪くなってきた時もクーリングするといいでしょう。サーキット走行では連続走行を行っていると、どうしてもタイヤのグリップが落ちてきます。これは、もちろんタイヤの性能自体が落ちてきていることもありますが、タイヤの空気圧の上昇によるものもあります。

タイヤの温度が上昇してくると良いグリップを確保できなくなります。ですので、タイヤの温度を下げる意味でもクーリングする必要があります。いずれにしても、何かの温度が上昇してきたり、車に異常を感じたらクーリングをして様子を見ると良いでしょう。

サーキット走行ではクーリングをすることで・・

ということで、サーキット走行ではクーリングが必要です。サーキット走行のように常に車に負担をかけていると、何か異常をきたす恐れがあるわけです。車を壊さないためにも、車の状態を常に把握しクーリングすることが必要になるのです。

タイヤもグリップを失っていけば、コントロールが難しくなります。すると、スピンをしたりそれが原因でクラッシュにもつながる可能性があります。ですので、クーリングして温度を下げていくという作業が必要になります。もちろん、完璧にグリップが戻るわけではありませんが、多少は良くなるでしょう。

さらにクーリングの利点としては、人間もクーリングされるということです。サーキット走行では、人間も集中し興奮し熱くなっています。人間も温度が上昇しているわけですね。ですので、人間もクーリングすることで冷静になれる時間を作ることも必要なのです。そうすることで、冷静な判断が下せるわけです。

クーリングとは車を壊さないために、スピンやクラッシュをしないために、冷静な判断をするためにも必要なものなのです。ぜひ、サーキット走行中にはクーリングを取り入れてください。

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