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サーキット走行では季節ごとでの路面温度に注意すること

サーキット走行では、季節ごとに路面状況が刻々と変化していきます。
春と秋は比較的安定した良いコンディションで走れます。もしかしたら、日によっては路面温度が上昇するかもしれません。夏はお分かりになるかとは思いますが、すごく路面温度が上昇します。それに対して、冬は路面温度がものすごく低下します。

サーキット走行では、この路面のコンディションに敏感になる必要があります。路面状況によってすごく走りが左右されるからです。まず、春と秋ですが、わりと安定した路面温度ですので、1周目にあまり滑るということもなく1周目からスピードを上げて走れると思います。

夏も同様1周目からスピードを上げて走っていくことができますが、路面温度が高いため、早い段階でタイヤが垂れてきてグリップが悪くなっていきます。もちろん、内圧もすぐに上がりやすいのでグリップが悪くなるのがとにかく早いです。感触としては「グニャ」っとした粘りが無くなってくる感覚になるかもしれません。トラクションがかかりにくくなるかもしれません。

そして、冬は非常に滑りやすいので、最初の数周は気を使って走る必要があります。最初の数周は本当にグリップしないので注意が必要です。しかし、タイヤが温まってくれば夏のようにタイヤが垂れるのも遅いので、非常に走りやすいです。冬場はエンジンもよく回るので一番タイムが出る時期でもあります。

いずれにしても、路面温度によって走りが左右されるわけです。ここでお伝えしている内容も一部であり、その時の路面状況によって感じ方は様々です。

サーキット走行では路面温度の変化に敏感になる

タイヤ屋さんは路面温度を測る機器を持っていますが、普通は持たなくてもいいものだと思います。趣味でサーキット走行をするのであれば、その日の路面コンディションをなんとなく把握しておけばいいと思います。さらには、時間帯によっても路面温度は変化してきます。

冬であれば、夕方前などは路面温度がガクンと下がりますので、最初の数周は温めるのが大変かと思います。その代わり、タイヤの垂れが遅いのでタイムが極端に落ちることはないかと思います。夏は路面温度が高く、走れば走るほどタイヤが垂れてタイムが落ちていくでしょう。ですので、夏はタイヤが垂れてきたらクーリングするのも1つの手です。

路面温度に敏感になることは、連続走行でタイムを落とさないためにも非常に有効です。結局路面と唯一接しているのはタイヤです。このタイヤがグリップを失っていけばタイムは落ちていきます。タイヤを長持ちさせるためにも、路面温度に敏感になりながら走ることです。

路面状況については、車がたくさん走っている時の方が路面がグリップします。ライン上の路面が出来上がりグリップが増していきます。走っている車が少なければ、ライン上に埃などがあり、グリップが悪い可能性があります。例えば、1本目よりは2本目の方が路面も出来上がりグリップが良くなっていくはずですので、それに応じてタイムも上がっていくはずです。ただ、路面温度が上昇し過ぎれば、タイムが落ちる可能性もあります。

路面状況を把握する

サーキット走行では、その日の路面状況を把握することが大切です。前日に雨が降っていれば、ラインも全て洗い流されて最初のセッションはグリップが悪いかもしれません。そのセッッションごとでの路面状況を把握することが、サーキットを速く上手く走るコツでもあります。

なかなか路面温度を測ることはできませんが、その季節ごとでなんとなく路面状況を感じながら走ってほしいと思います。それが、無駄なスピンもせずに速く走る方法でもあります。

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