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楽しく爽快なサーキット走行

JOY耐

2005年で3回目の挑戦となったENJOY耐久、略してJOY耐!ENJOY耐久というぐらいだから、みんなで楽しんでレースをしましょう!といった感じです。

JOY耐は毎年梅雨時期にツインリンクもてぎサーキットで開催されています。JOY耐は言わば国内最高峰の草レース。草レースではあるが、一応JAF(日本自動車連盟)公認レースでもあります。レースは7時間の耐久レース。4人のドライバーが交代で運転。今回の参加台数は130台近くいました。

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私が参戦するチームは、いつもお世話になっているクルマ屋さんで、チーム名はベイスピード。実を言うとこのチームで参戦するのは3回目で、車輌はプジョー106 Rally(1300cc)。毎年いろいろな諸事情で予選を通過出来ず、悔しい思いをしてきました。

金曜日の車検を無事に終え、土曜日の予選に備える。私は金曜日に仕事だったので、一睡もせずにサーキットへ向かう事になったのですが、本当に一睡も出来ずに朝早くから始まる予選に挑みました。天候は雨が降ったり止んだりの微妙な感じでした。

予選がスタートし、コースへと飛び出していく。3周目に問題が起きてしまいました。ヘアピンコーナーに進入した時にクルマから白煙が上がり、エンジントラブルだと思いスローダウン。煙で後方が全く見えない状況で、後続車はかなり驚いたと思うが、なんとかピットまでクルマを戻すことができた。

どうやら、エンジンパワーが上がった為に、今まで気にしていなかった部分に負担が生じオイルが漏れてしまった様でした。案の定、エンジン内部のオイルは空っぽになっていました。オイルプレッシャーゲージがちょっと不調というのもあり気付くのが遅かったのも原因でした。こんな訳で、コース中にオイルを撒いてしまいコースマーシャルが清掃していました。結局大したタイムも出せずに私の予選は終了。続く2人目のドライバーは走れず、3人目、4人目はマシンが直り無事に走ることが出来ました。このトラブルで結果は予選落ち。これが3年前だったら予選通過できるタイムでしたが、やはり年々レベルが上がってきており、予選通過するのも難しい状況でした。

予選落ちしたチームは40台近くいました。で、予選落ちしたチームは予選終了後に3時間耐久のコンソレーションレースがあり、私たちもそちらへの参戦となりました。気を取り直して3時間耐久レースがスタート。スタートドライバーは私が勤めることに。

レーススタート前、路面コンディションも良くなり、ガンガン攻めていく。しかし、20分したあたりから2速ギヤの調子が悪くなる。コーナー進入時に抜けてしまいニュートラル状態になってしまう。よって、コーナーでは、右手でシフトを持ちながら左手でステアリングをきっていく。そんなトラブルを抱えながらも果敢に攻め続け、40台中16位近くまで順位を上げる。この状態で45分を走るがしかし、ドライバー交代直前、S字コーナーで4速から3速にシフトチェンジと思いきや、『あれっ、3速に入らない・・・』そして4速に入れようとしたが、『4速も~』『3速と4速が無くなってしまった・・・』とがっくり。マシンを止めリタイアとなりました。酷暑で車内は超暑く、一睡もせずに走っていたので最後の方はかなりハイな気分になっていて気持ち良かったのに!悔しかったです。

結果は非常に残念です。やはり年々レベルが上がってきており、とても草レースとは呼べなくなってきているのが実情。ある人は始めてレースを見に来たのだが、『みんな目を吊り上げてやっているんだね』という言葉も聞かれました。確かに3年前は違ったかもな。

こんな感じで寂しく終わった?と思いきや、夜は泊まりで飲みました。別にやけ酒じゃないけど、本当に楽しい美味しいお酒を飲みました。メカニックは徹夜でマシンを仕上げてくれたし、他の人達も協力し本当によく頑張りました。そして、プジョー106も。それぞれが悔しい思いでいるのは確かですが。本当に皆様お疲れ様でした!ありがとうございました。

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