12Nov
F4レース第4戦
第4戦は富士スピードウェイで行われました。前回の富士スピードウェイでのレースは、3位表彰台という好結果でした。私は富士スピードウェイとの相性が良いようで、ここでは毎回良いレースをすることができます。さて、予選前日のフリー走行で、だいぶセットは決まっていたのですが、ダンパーに関してはオーバーヒート傾向にあり、周回を重ねるごとにリアの挙動が乱れ、ねじ伏せるのでやっとでした。
ブレーキに関しては、効きが悪くハードブレーキングが出来ない状況でした。そんな状態で始まった予選、序盤が勝負だと思い果敢にアタック。一時は2位につけていましたが、予選後半にマシンのバランスが崩れ5位で終えることに。
決勝当日は非常に不安定な天候の中でレース開始となりました。スタートを得意とする私はシグナルの変わる一瞬に集中しました。赤ランプが付き、集中力、興奮、全てが最高潮に達し、青ランプに変わった瞬間、スタートダッシュを決めた私は、一気に4台を交わし1コーナーでトップに踊り出ました。
数周はテール・トュー・ノーズのトップ争いが続き、4周目のヘアピンコーナーに差し掛かった時、後続車の無謀なブレーキングにより追突され、9位まで順位を落としてしまいました。その後、必死に追い上げましたが、後半は追突された影響もありリアの挙動が不安定となり、マシンをコースに留めておくのがやっとの状態でした。結果、7位でチェッカーとなりました。
このレースはまさに勝てたかもしれないレースだったので、追突によりそれが全て台無しになったことが悔しかったですし、腹がたってしょうがなかったです。今までのレース人生の中で、一番悔しい瞬間でした。