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クロアチアでのレース

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第3戦目はイタリアではなくクロアチアの「リエカ」という場所でのレースでした。当時、クロアチアという地はまったく想像もつきませんでした。まだ戦争でもやっているんじゃないかという印象でした。メカニック達と一緒にイタリアからの移動でしたが、結構遠かったのを覚えています。イタリアの北の方の「トリエステ」という場所から国境を越えて行きました。まずは国境を越えてスロヴェニアへ。スロヴェニアを越えてクロアチアに入りました。

クロアチアに入る際のエピソードですが、国境の警官(ミルコ・クロコップみたい)に『あの東洋人はなんだ?』とメカニックが聞かれていました。その時メカニックが答えた言葉が『あいつは俺達のマスコットだ!』と答えて皆大笑い!それに答える警官『そうか、行け!』。私も笑ってしまいました。そんなんでいいの?って感じでした。そういうところは愛敬があって面白いなって思いました。

そんなこともありながら無事「リエカ」に到着。この「リエカ」という町はリゾート地らしく、海がきれいでした。ホテルは5つ星ながらかなり安かったです。ヨーロッパの人達はバカンスで結構行くらしく、物価が安いみたいで、オーストリア人などはスロヴェニアにガソリンを買いに来るのだそうです。ヨーロッパ人はクルマで国境を越えられるから良いですよね。

さて、サーキットだが案の定設備は良くなかったでした。今にも崩れそうな銃弾でも入っていそうな建物。イタリアのサーキットより砂っぽい滑りやすい路面。サーキットに行く前にイタリア人のドライバーから聞いていたのが『サーキットの路面が緑色なんだよ』と言っていました。行ったら本当に緑色!何で?未だに疑問です。コースレイアウトはなかなかテクニカルで面白いレイアウトでした。

まずは予選。序盤果敢にアタックし一時は3位だったが、途中スピンを喫し予選を5位で終えた。

そして決勝。得意のスタートで1台を交わす。そこから4位争いの凄まじいサイド・バイ・サイド(SIDE BY SIDE)のバトルが始まる。このバトルは今までのレース人生の中でも味わったことないものでした。本当にぶつかる寸前での抜きつ抜かれつのバトル。ぶつかったら飛んで行くだろうなと思いながらもバトルを楽しんでいました。相手も私もお互いリスペクトしているから出来たバトルだと思いました。結果は5位入賞。このレースで「ジャポネーゼ・麻生」の存在を知らしめるレースとなりました。とにかく楽しかった!の一言につきるレースでした。

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