11Nov
サーキットでの走行ライン
では、ここから実際にサーキットを走っていくわけですが、サーキットを走る際には必ず走行ラインというものがあります。
走行ラインとは何なのか?
一般道には多くの場合車線があります。対向車線があって、基本的にはその走行車線から出てはいけないものです。
しかしサーキットでは一方通行ですので、道路幅を目一杯使っていいわけです。車線を守る必要がありませんので、コース上に留まっていればいいわけです。そういう意味では、コース幅をいっぱいに使えるということがサーキットのメリットになります。
そして、このコース幅をいっぱいに使うことがサーキットを速く走るコツでもあります。また、そうすることがサーキットを安全に走るコツでもあります。ということで、サーキットでは走行ラインが重要だということを是非覚えておいてください。私もよくサーキットに行きますが、走行ラインを間違えている人が非常に多く見受けられます。
サーキットでの走行ラインは、「アウト・イン・アウト」というものが基本で、これに沿って走行していきます。どうしても一般道の癖で、「アウト→イン→イン」に行ってしまう人もいますが、サーキットでは、アウト→イン→アウトという非常にスムーズな流れで走ることが重要です。

サーキットではできるだけハンドルを切りたくないものですが、アウト・イン・アウトが一番ハンドルを切らずに走ることができ、また一番スムーズに走ることができる、だからアウト・イン・アウトで走るわけです。アウト・イン・アウトの方がよりロスが少ないわけです。これがライン取りの重要点であり、その結果、安全に走れるということになります。
さて、基本的にはアウト・イン・アウトなのですが、サーキットによっては若干違うところもあります。コーナーの特徴によってラインが違うところもあるということです。しかし、基本的にはアウト・イン・アウトです。これは重要ですので、覚えておいてください。
サーキット走行でのライン取りについての補足説明
サーキットを走る上で大変重要なライン。なぜ正しいラインを通ることが必要なのか?それはラインを正しく通ることで、安全且つスムーズに、そして速く車を走らせることができるからです。
一般によく言われるアウト・イン・アウト、正にこれが基本となります。スピードが出てくるとラインを守って走れなくなることがあります。最初のうちはゆっくり走り、ラインを覚えましょう。
サーキット初心者の中には一般道を走るように道に沿って走ってしまう方もいますが、コースでは対向車は来ません。コース幅を目一杯使って走行することで、速く走ることができます。まずは、コース図を見て研究するのも良いでしょう。各サーキットによってラインは違いますが、基本はアウト・イン・アウトです。
まずそのサーキットのラインを覚えてから、徐々に自分なりに詰めていきましょう。そして無駄を無くし、スムーズにメリハリをつけて走ることを心がけましょう!