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サーキット走行にウィングは必要か?

サーキット走行にウィングは必要なのでしょうか?

車を改造している方は、ウィングを付けている人が多くいます。そもそもウィングはなぜ付けるのでしょうか?

それは、コーナリングを安定させるためです。車は常に風を受けて走っています。その風を効率よく流すためにウィングを付けたりします。そして、その風を利用して車を安定させるためにウィングを付けています。

ウィングを付けるとなぜ車が安定するのでしょうか?

それは、ウィングに風が当たることで車を地面に押し付ける力「ダウンフォース」が発生します。そのダウンフォースが発生すると車が地面に押し付けられるので安定します。特にコーナリングでその効果が発揮されます。フォーミュラカーなどは、まさにこのダウンフォースを受けて走っており、コーナリング速度は非常に速くGフォースを感じられます。

ただ、一般車にウィングを付けてもなかなか効果を感じられない可能性があります。サーキットなどのスピードが出ているコーナーでは体感することができるかもしれませんが、一般道などのスピードが出ていないところではほとんど効果を感じられません。

ウィングを付けるべきか?

ウィングのメリットとしては、もちろん見た目がカッコ良くなるということがあるかもしれません。効果で言えば、サーキットのような高いスピードで走る場所であれば、ダウンフォースを感じることができれば多少コーナリングが安定するかもしれません。

デメリットとしては、車両自体が重くなることです。重くなることによって、タイムが落ちる可能性があります。では、どちらがいいのかと言えば、サーキットにもよります。1kmぐらいの小さいサーキットであればウィングは不要でしょう。2km以上の大きいサーキットであれば、ウィングが効果を発揮するかもしれません。

もし、そのウィングが角度を調節できるのであれば、富士スピードウェイのようなストレートの長いコースでは、ウィングを寝かしてできるだけ空気抵抗を無くす方がいいと思います。これが、テクニカルなコースであればウィングを立たせてダウンフォースを発生させてコーナリングを安定させた方がいいかもしれません。

いずれにしても、そのコース特性に合わせてウィングの角度を変えていくことが大切です。そして、ウィングを付けるかは、必要性に応じて、コース特性に応じて考えた方がいいと思います。

ウィングの効果

フォーミュラカーのような車体の軽い車両はウィングを付けることでダウンフォースの効果を体感することが容易です。しかし、車両の重い一般車はなかなか効果を実感しにくいかもしれません。もしかしたら、車両を軽くしていくことで、ウィングの効果を体感できるかもしれません。

ウィングがあるから速く走れるとは限りません。ウィングの効果を発揮させるのも、ドライビング次第だと思います。ウィング無しでも速く走れるのであれば、ウィングを付けて効果も実感できるでしょう。

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