12Nov
サーキット走行はじめの一歩
ドライビングレッスンで、共通する点がありましたのでご報告したいと思います。
私が行っているドライビングレッスンでは、ドライビングの基礎を主にお教えしています。やはり、運転の基礎無くしてサーキットは走れないと思っているからです。
私のドライビングレッスンは、筑波サーキットや富士スピードウェイなど知人の走行会の枠を利用して行っています。
ですので、当たり前ですが、他にも走行している人がいます。
その中には、基礎ができていない人が多くいます。
サーキット走行の基礎ができていないと痛い目を見る?
基礎ができていないとどうなるのか?
それは、起こさなくてもいいような事故を起こしてしまうことがあります。
サーキットに事故は付き物ですが、基礎さえ学んでいれば、やらなくてもいいような事故ばかりです。
特に一般の方に多いクラッシュの原因が、サーキットでの運転の未熟さによるものです。
しっかり基礎さえ身につけておけば防げる事故も、基礎を学んでいないが故に、結果、愛しのマイカーが全損なんてこともあるわけです。
実際レッスンに行った際に、筑波1000でも、富士スピードウェイでも、残念なクラッシュを見たことがあります。ちなみに、このクラッシュした方々は走行会の参加者で私のレッスンを受けている方ではありません。
この方々は結構激しいクラッシュで、どちらのクラッシュも全損だろうなと。
1000万円近くする車も全損状態にありました・・・
サーキット走行の基礎ができていれば・・・
私は常々、ドライビングレッスンの時に基礎ができていれば、
「もっと速く走れますよ!」
「もっと安全に走れますよ!」
「もっとかっこよく走れますよ!」
と、口を酸っぱくして言っています。
なぜ私がこんなことを言うのか?
それは私自身、クラッシュという痛い目にあってきたし、そして、あまりにも危なっかしい運転をしている人を多く見てきているから言えることなのです。
普段、何気なく一般道を運転していて、その延長線上でサーキットに来る方もいます。スピードを出して走るといっても普段はせいぜい高速道路ぐらいですよね。
サーキットでは、直線もコーナーもスピードを出して走るわけですが、スピードが違えば、車の動きも視界も変わるわけで、全てが別世界に変わってしまうんです。
私はお客さんを乗せて同乗走行もしたりしますが、やはり皆さん驚かれます。
「こんなに車って粘るの!」
「こんなスピードでカーブを曲がれるの!」
「信じられない!」
と、まあこんな感想を頂くのですが、実はこういう運転ができるのも、基礎をしっかり身につけているからなのです。
そして面白いのが、同乗走行をした後にお客さんが運転すると速くなるんですよね。皆さん言われるのが、同乗走行することで、自分の走行イメージができるそうです。
サーキット走行はじめの一歩
結局のところ、無知であることがクラッシュという失敗を生むわけです。もちろん、失敗から学ぶことも多いですし、失敗をすることが悪いとも言いません。
ただ、少しでもリスクを減らせるのであれば、減らしたいものですよね。
だからサーキット走行の基礎を学ぶことをお薦めしているわけです。サーキット走行はじめの一歩として、ぜひ基礎を学んでほしいと思います。