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楽しく爽快なサーキット走行

ユーモアを持つ

1998年に私がイタリアでレースをしていた頃の話なのですが、3レース目で開催地はイタリアではなくクロアチアでした。

クロアチアの「リエカ」という場所でレースが行われたのですが、その当時はまったく想像もつかない場所でした。印象的には戦争でもやっているんじゃないかと。
でも、戦争の跡は多少残っていたように思います。

イタリアからメカニック達のトラックで一緒に連れて行ってもらったのですが、すごく遠かったのを覚えています。イタリアの北の方の「トリエステ」という所から国境を越えて行きました。
まずは国境を越えてスロヴェニアに、そしてスロヴェニアを越えてクロアチアに入るルートでした。

クロアチアに入る際のエピソードなのですが、国境の警官(ミルコ・クロコップみたい)がメカニックに色々と質問をしていました。おそらく、何でクロアチアに行くのかなど。それらの質問が一通り終わり最後の質問が、

『あの東洋人はなんだ?』と。

その時メカニックが答えた言葉が、

『あいつは俺達のマスコットだ!』

と1人のメカニックが答えて皆大爆笑!

あまり笑わなそうな警官もまさかの答えに笑っていました。

そして、それにその警官はこう答えました。

『そうか、行け!』

私も笑ってしまいました。
「そんなんでいいの?」って感じでした。

そういうところは愛敬があって面白いなと思いました。
結構、国境の警官はピリピリしている雰囲気だったのですが、その一言で一気に場が和みました。その時、ユーモアってすごく大事だなと思いました。

ピリピリした雰囲気とかなかなか盛り上がらない雰囲気とかあると思うのですが、ユーモアある一言でその場が一気に変わるんですよね。

もし、そういうピリピリしたシチュエーションに合ったら、勇気を出してユーモアある行動をとってみてはいかがでしょうか?
きっとあなたに対する周りの見る目も変わると思います。

私が今でもこの話を覚えているということは、かなり印象に残っている出来事なんだと思います。
それだけ、ユーモアある行動は人にインパクトを与えるのかと思います。

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