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レース参戦までの準備

レースに参戦するまでの準備期間ですが、フランスのレーシングスクールから帰国した私は、レースに出ようと考えていました。そして資金を作ることに専念しました。資金を作る間はあまりレーシングカーに乗る機会がなく、焦りとストレスの日々が続き違う意味で戦っていました。しかし「レースをする」という目標があったからこそ諦めることはありませんでした。

そして、資金の準備ができレースに出ようと決意。もちろん僕の頭の中には海外しかなく、どこの国のどのカテゴリーのレースに参戦するかを調査し海外とコンタクトを取りました。その当時はインターネットなど使ったこともなかったし、今程普及していなかったので、FAXや手紙などでコンタクトを取っていました。私の中ではイタリアかイギリスに行こうと考えていたのですが、最終的にイタリア行きを決意しました。

なぜ、イタリアなのか?私はレースを始めるにあたり、入門カテゴリーからの参戦が望ましいと考えていました。海外の入門カテゴリーと言えば、当時は「フォーミュラ・フォード」というカテゴリーが有名でした。フォーミュラ・フォードとは、1600ccのフォードエンジンを積んだウィング(羽)の無い入門フォーミュラカーです。多くのF1ドライバーがレースを始めたカテゴリーでもあり、マシンコントロールやレース運びなどを学ぶのに最適なカテゴリーです。当時、イタリアにもイギリスにもそのカテゴリーが存在し、私はイタリアとイギリスを他の要素で比較することにしました。

まずは飯!イタリアはパスタやワインなどとにかくご飯がうまい!!あとは天気と人。暖かい、夏は暑い!!そして人が陽気など、様々な要素がありレース以外にも魅力的なことがたくさんイタリアにはありました。海外生活は結構辛いこともありますし、普通の人はご飯ぐらい天候ぐらいと思うかもしれませんが、しかし、人の心ってご飯や天候で左右されることが多くあるんですよね。

雨が多いと心も暗くなるし、ご飯にしてもそうでしょう。これらがストレスになる人だっていると思います。ホームシックになる人もいるでしょうし。別にイギリスの事を悪く言っているわけではないのですが、イギリスも素晴らしい国ですし、モータースポーツも盛んだし1度は行ってみたい国でもあります。ただ私にはイタリアの方が合っていた、ただそれだけです。

他にも行く要素はありました。イタリアはあの有名なフェラーリの国でもあります。車が好きな人間だったら誰もが憧れる車ではないでしょうか。当時は、将来フェラーリでF1に出たいと思い、イタリア語も必要であると考えていました。日常会話ぐらいのイタリア語だったら話せるというのも選んだ理由の1つでもあります。とにかくイタリアを選ぶ理由がたくさんありました。私にとっては良い環境だと思いました。

私はイタリアのレーシングスクールとコンタクトを取りました。そして、フォーミュラ・フォードのマシンに慣れる為にレーシングスクールに入校することしました。そして、レーシングスクールを経たのちレース参戦を果たしました。今思い出すとなんか懐かしいのですが、あの頃はE-Mailなんて知らなかったですし、手紙を書いたりFAX送ったりと手書きで全て連絡のやり取りをしていました。イタリアの郵便事情が悪いせいで、なかなか返事が来ないなんてこともありました。

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